仙台Ⅰゾンタクラブ2月例会
卓話:日本の女性の貧困問題について
2021年2月16日 仙台1ゾンタクラブ例会 国際ホテル18:30~ 仙台1ZC例会は大雪と大地震に見舞われた直後でしたがコロナ対策を十分に実施しての開催となりました。毎月行われている企画内容からは大変刺激を受けるのでご紹介させていただきます。
演題「日本の女性の貧困問題」 国際ゾンタ26地区アドボガシー直前委員長 /仙台1ZC副会長 神部眞理子
当クラブは子供の貧困問題をテーマとしていたが、その背景にある女性の貧困の理由を考究した。女性の非正規雇用、男女の賃金格差、等など… 世界的視野からみれば女性が雇用労働に進出する時期と世界的経済構造が転換し低賃金、不安定労働が増大した時期とが重なり、女性が正規労働に就ける機会を逸したことにある。母子世帯の貧困率が50%を超え、母親の就労収入は200万円/年(厚生労働省、平成27年)である。既に崩壊した「性別役割分業社会」が家族観に影響を及ぼし女性の貧困化は増えつつある。 今後の課題は大きい。
*各エリアのゾンシャンの皆様から地震のお見舞いメールをいただき一同心から御礼を申しあげます。