仙台Ⅰゾンタクラブ創設60周年記念コンサート

Posted by koho on 2025 年 8 月 13 日 under お知らせ

         夏の夜の夢
   ~ファンタスティック・オペラナイト~

     2025年8月1日[金]18:00~
   仙台市太白区文化センター「楽楽楽ホール」

新国立劇場オペラ研修所修了生で結成されているオペラユニットPivotメンバーとしても活躍されておられる、仙台市出身で桐朋学園大学卒のソプラノ今野沙知恵さん、神戸市出身で神戸女学院卒のメゾソプラノ十合翔子さん、大阪府出身で東京芸術大学卒のバス・バリトン山田大智さん、東京都出身で上海音楽学院付属高等学校並びに北京中央音楽院卒のテノール岸浪愛学さん等、若手有望オペラ歌手と、’せんくら’でおなじみの仙台市出身で山形大学大学院卒のピアノ小平圭亮さん伴奏による音楽会が開催されました。


仙台Ⅰゾンタクラブ会長才田いずみの開会挨拶に続き、第一部として全出演者によるオペラ椿姫から乾杯の歌、次いで源田俊一郎編曲ふるさとの四季から10曲余りの唱歌メドレーがあり、最後に筋ジス患者大越桂さん作詞に曲を付けて下さった八重柏真作曲の数曲がご披露され、慈愛に満ちた音楽会となった。

第2部は私の18番コーナーとして4氏がそれぞれ得意曲を歌いあげ、ピアノ小平さんはシューマン作曲の’献呈’の演奏で盛り上がった。


次いでソプラノ今野さんからは蝶々夫人の’ある晴れた日に’、メゾソプラノ十合さんからはカルメンの’ハバネラ’、 テノールの岸浪さんからは中国歌曲、両地曲(王森作詞、朱良鎮作曲)、 バス・バリトン山田さんからはカルメンの’闘牛士の歌’が披露された。最後出演者全員でオペラ’リゴレット’の’美しい恋の乙女よ’の歌唱もさることながら、時間一杯のアンコール曲や、ご衣裳など、観客の皆さんがオペラの世界に浸れた感激の舞台となった。


口々に興奮冷めやらぬ観客皆様のお言葉を、演者の皆さま共々有難く感じ入ったファンタスティック・オペラナイトでした。