宮城学院女子大学GZクラブの設立経緯
仙台ⅠZC創立50周年記念事業として、国際ゾンタ奉仕プロジェクト事業のひとつ「GZクラブ」を仙台にも設立することになりました。学生時代より奉仕活動を通して国際社会に広く関心を寄せ、将来、社会のリーダーとして活躍できる人材育成が目的です。将来ある若い方々の溢れるエネルギーが社会を支えてくれることに希望が湧いてくるのを感じます。GZクラブの設立の試みがエリア1では初めてとなりますが、これから少しづつ参加する大学が加わり、学生の活動の場が拡がることに期待しております。
2014年6月、仙台1ZCの会員3名による仙台市青葉区桜ケ丘にある宮城学院への学校訪問から始まりました。宮城学院女子大学は快く賛同と協力の意を示してくださいました。美しい環境に囲まれたこの大学は、創立130周年の歴史があり、キリスト教精神に基ずく人間教育と学問、研究に力を注ぎ、社会の信頼を集めています。
10月、仙台1ゾンタクラブに「GZクラブ設立委員会」が発足し、検討を重ねてまいりました。翌年1月、宮城学院女子大学にGZ設立委員が出向き、関心を示す学生達に国際Zの活動主旨、GZクラブの奉仕活動目的について、委員より説明をいたしました。
「GZクラブ」は学生時代に仲間と共に学校、地域、国際に広く関心を向け奉仕活動に励むことで、養われたスキルがリーダーシップを培い、女性として社会的に活躍できる人材育成が目標であること等を話しました。 3月には、16名の学生が参加の登録を済ませ、アドバイザーは林ブレンダ先生と決定いたしました。 活動は直ぐに始まりました。
「宮城学院女子大学GZクラブ」の今年度の活動目標は、東日本大震災で被災したにも拘らず立ち上がった女性の起業を支援する「女性自立支援」を受けて励んでいる方々を取材し、その活動内容を英訳したパンフレットで世界に発信し、理解を深めてもらうことが目的と決定しました。この活動は仙台ⅠZCが震災後に実施してきた支援活動ですので、共に力を合わせながら活動出来ることを大変心強く思っています。
5月19日は「GZクラブ」のこれからの活動を応援するため、スポンサーである仙台ⅠZCより活動支援金贈呈が行われました。これからの活動が楽しみです。
2015年6月に国際Zへ「宮城学院女子大学GZクラブ」の認可申請書、登録者名簿、を申請費用を添えて提出いたしました。
2015年6月末、国際Zontaより申請書を受理したとの連絡がメールにて届きましたのでご報告申し上げます。
仙台IZC、GZ設立委員長 相原 美智子