仙台ⅠZC東北大学大学院女子学生海外渡航支援
社会への奉仕として、2007年から「仙台Ⅰゾンタクラブローズ支援金」の名称で事業をスタートし、５年間継続事業として行ってきました。この支援金は、海外で開かれる国際学会・国際会議で研究発表を行う東北大学女子大学院生に対する国際学会参加支援金です。2007年8月26日に東北大学片平キャンパスに於いて、東北大学100周年記念祝賀会の折り内外のご来賓、卒業生の大勢の参列者の下で、「仙台Ⅰゾンタクラブローズ支援金」を東北大学総長井上明久殿へ贈呈いたしました。毎年2-3名の方々に贈呈を行ってきました。受給者は韓国、ソンガポール、フィリピン、アメリカ合衆国等で開催された国際学会で研究発表を行い、世界の研究者達との交流を深めました。受給者の方々には例会の卓話で研究内容と国際学会で学んだことを発表していただいてきました。
東北大学では応募者が年々増加し、大学院生にとっては狭き門となっています。そこで、2012年度からは「仙台１ZC東北大学大学院女子学生海外渡航支援金」と名称を変更し、同様の事業を継続することになりました。
2012年には、教育学研究科と薬学研究科の大学院生各１名に授与することが決まりました。2013年には医学研究科のU.K.氏と工学研究科のM.S.氏に贈呈することになりました。
仙台ⅠZCは世界で活躍できる女性研究者が一人でも多くなることを願い支援を続けて行きたいと思います。